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体験レポートExperience report

過去のワークショップ体験記事
2016年 1月11日
2016年 4月29日
2016年 7月18日
2016年10月10日
2017年 1月 9日
2017年 4月29日

季節のワークショップ 2017/ 7/17

暑いですね。7月の初めから、まったく暑さが穏やかになる気配がありません。
梅雨寒という言葉は、今年は使うこともなさそうです。
思えば、今年は5月頃からずっと気温が高かったように感じます。それに加えて、この湿度の高さです。ただ普通に生活しているだけで、体力を奪われますね。
この度の季節のワークショップでは、これから(すでに?)始まる猛暑についての講義が行われました。

猛暑の過ごし方

突然ですが、みなさんは井本整体のメールマガジンに登録はお済みでしょうか。まだの方はこちらからどうぞ。
メルマガは、毎月2回配信されていますが、その時期の季節や体の傾向に合わせた内容を、事務局の伊藤さんが書いてくれています。6月前半のメルマガでは、次のような問いがあります。

この中で熱中症の症状はどれでしょう?
1,足のむくみ、痛み
2,顔のむくみ
3,胃の持たれ、胃痛、胃痙攣
4,喘息のような咳
5,アトピー
6,眼底出血
7、生理不順
8,不正出血
9、痔

答えは・・・全部です。
(6月9日のメルマガより、一部抜粋)

今回のワークショップでは、井本先生のお話として、「操法を受けに来る方の半数以上は、熱中症の傾向がある」ということが、伝えられました。
その症状は様々で、上記の症状のほかに、歯痛や歯茎の腫れ、薬指が腫れる等、「これって熱中症だったのか!」と、驚くようなものまで報告されています。
ワークショップに参加された方は、早川先生の講義でそれらの関連性を理解できたかと思います。

暑さが肺を狂わせる

まずは、流れを整理してみましょう。
暑く湿った空気を吸い続けると、肺は疲労します。この暑さによる疲れにより、肺に左右の差ができます。片方だけ下がったり委縮したりと、何パターンか左右差はありますね。
この肺の左右差が熱中症の始まりと、考えてください。

病院に行くまでもない、ダルさや疲労感。倒れるほどでもない、めまいやフラつき。これらはすでに、肺の左右差による熱中症が体内で進行中ということを意味しています。
この段階で肺の力が抜けて、続いてお尻の力が抜けてくると、下半身の症状に繋がります。肺はお尻と関連する箇所なので、肺の疲れは尻の筋肉にも影響しています。

こうなると、骨盤を上げる殿筋の力が弱まり、坐骨神経痛や膝痛、足がつる、足の裏が腫れる等の下半身の症状になって現れてくるのです。

熱中症の解説呼吸器の疲労は下半身だけでなく、上半身にも症状を引き起こします。
その時に大切なのが、上胸部三角点というエリアです。参加された方は、場所をご存じですよね。

この三角点がいびつな形になったり、左右に引き伸ばされていくと、首から上の症状が発生します。今の時期は、目や耳の症状も熱中症を疑うべきです。
そして、上胸部に三角点があるように、下半身にもこの重要な三角のエリアが存在することも、講義では説明されました。
今回の実技は、この二か所の三角点を利用した操法となります。

三角点を中心に寄せる

三角点を寄せる
実技は、この「上胸部三角点寄せ 」と「臀部寄せ」の二つ。
相手がうつ伏せの状態で自分は横に正座し、左右の重ねた手で弱った三角のエリアを中心に寄せてみる技法です。

模範型が早川先生から示されましたが、構え方だけを見ると、それほど難しくないように見えたのではないでしょうか。
しかし、左右の手の使い方や当てる場所、力の方向性や圧度など、実際に説明を受けてみると、何気ない動きの中に細かい要点がたくさんあって、非常に繊細な技法であることに気が付きます。

臀部寄せ
三角点という場所自体、『現代人最大の急所』と井本整体が提言しているように、身体の重要箇所の一つですから、それを修正する技法も当然、丁寧できめ細やかな技術が要求されます。

早川先生をはじめ、何人かの指導者が回りながら、とらえる場所や圧度を指導していましたが、徐々に皆さん動きがスムーズになってきました。

実技練習上胸部三角点や殿部の筋肉を寄せる際には、何か所か手ごたえを調べてから、ここというポイントを決めて寄せていきます。
実際に手を取って教えてもらうと手を置く場所は、「しっくりする処」というのが、お分かりになったのではないでしょうか。

この二つの技は、受けていてとても気持ち良いだけでなく、暑さで弱った体を穏やかに修復していく技法です。ご自宅にお帰りになりましたら、ご家族の疲れた体をケアしてあげてください。

*****
今回、冒頭の早川先生の話しの中でも、「寝るときにエアコンをタイマーにして寝ている人がいる」との指摘がありました。タイマーの切れた深夜に暑さで目が覚め、またエアコンをつけなおす…
この無駄な作業が、良質な眠りを阻害しています。

疲れた肺を回復させる最大の栄養素は、質の良い睡眠です。
夏はこれからが本番。8月に向けて体力を維持するためにも、しっかり冷房をつけて涼しい部屋でお休みください。

次回のワークショップは、10月です。

(レポート・松本英樹)

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