井本整体では、初心の方からプロの療術家までの、様々な学習ニーズにお応えする各種講座を幅広く設定しています。
いずれの講座でも、以下の一貫した3つの特徴があります。
人の体は、怪我や病気を自らの力で治す力を持っています。一般には「自然治癒力」と呼ばれますが、現代医学をもってしても、何故命がそのような力を持っているのかということは解明し切れてはいませんし、最先端の医療技術であってもこの力を前提としないものはありません。それほどに素晴らしい力を命は持っています。
また、命あってこそ人は日々を活動、成長し、また子孫を増やしていくということができるわけですから、全ての人にとって最も大切なものでもあります。
整体はそのような素晴らしく、そして人々にとってかけがえのない命と向き合う技術です。したがって井本整体では、整体を行う者は「命に対する礼」を尽くすべし、という考えに基づいて育成を行っています。
たとえば、お互いの体を借りての実習は、必ずお互いに礼で始まり、礼で終わります。それは練習といえども人の体に触れることは、その人の命に触れることだからです。人の体をモノ扱いすることは許されません。
また練習後は、生徒が道場全体をきれいに掃除して終わります。命を扱うにふさわしい場を自らの手で整えるためです。服装、言葉づかい、立ち居振る舞いについてもそれにふさわしいものが求められます。
そして、井本整体ではどんなベテランの指導者でも永年日々自らの技術の研鑽に励んでいます。それは、命と向き合うのにふさわしい技術を会得する為、つまり「命に対する礼」を尽くす為に他なりません。
整体はただ揉んだり、ほぐしたりという技術とは全く別物です。整体指導者にはそれにふさわしい人格が必要とされ、それがあって初めて技術が活かされ、整体指導が成り立つのです。
それは、その場限りの付け焼刃では身につけることは不可能であり、「命に対する礼」に日々取り組むことで体からにじみ出るものなのです。